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塗装事例

カバーインバーター

製品分類カバー
業界自動車
材質合金化亜鉛メッキ鋼板
サイズ300mm × 200mm × 80mm
塗装方法電着塗装
膜厚20~30μm
機能性耐食性
板厚1.2

電動化が急速に進むなか、高電圧・大電流を制御するインバーターのカバーは、xEVの安全性・耐久性・信頼性を左右する重要な部品となっています。

インバーター筐体には、高出力化に伴う発熱を効率よく逃がすため、水冷ジャケットや水冷フィンなどの複雑な三次元構造が設けられています。当社では、電着塗装特有の優れたつきまわり性を活かし、複雑形状の奥部や細かなフィンの隙間まで、均一で強固な防錆・保護塗膜を形成しています。

一方、複雑な水冷フィンや凹凸部では、空気が残って塗料が回らない「エアポケット」や、塗料が過剰に残る「液溜まり」が発生しやすくなります。これらは未塗装部や過剰膜厚の原因となり、放熱性の低下や寸法不良につながります。

当社では、試作段階から製品形状に適した専用治具・ハンガーを設計し、電着槽への投入角度や引き上げ角度を最適化しています。日々の前処理皮膜の管理と組み合わせることで、複雑形状に対しても安定した塗装品質を確保しています。

また、接地面や締結面などの塗装不可部には、レーザーマスキング技術を活用。手作業によるテープマスキングの工数を削減するとともに、貼り位置のばらつきやヒューマンエラーを抑え、高精度なマスキングとリードタイム短縮を両立しています。

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