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塗装事例

燃料電池パック カバー

製品分類カバー
業界自動車
材質アルミニウム合金
サイズ600mm×400mm×150mm
塗装方法電着塗装
膜厚15~25μm
機能性耐腐食性、放熱性
板厚1.2

電気自動車(BEV)や燃料電池自動車(FCV)などに搭載される燃料電池スタックは、高電圧で発電するセル群で構成されており、外部からの衝撃や水、ほこり、泥跳ねから厳重に保護する必要があります。

発電時に水が発生する環境であることに加え、車底やエンジンルーム付近に配置されるため、燃料電池スタックカバーには高度な耐食性と、万が一の漏電を防ぐ確実な絶縁性が求められます。当社では、密着性と耐食性に優れたカチオン電着塗装により、過酷な使用環境でも性能を維持する強固な保護塗膜を形成しています。

FCスタックカバーをはじめとする薄板プレス製品は、電着工程における浮力や、焼付乾燥時の熱による影響を受けやすい製品です。変形によって寸法精度が低下すると、シール性の低下や燃料電池スタックの組付け不良につながります。

そこで当社では、製品ごとの重量バランスや構造に合わせた専用治具・ハンガーを自社で設計・製作しています。電着槽への入槽時や浸漬時に発生する浮力による位置ずれ・変形を抑えるとともに、焼付乾燥時の熱膨張や歪みを最小限に抑える保持構造を採用。後工程で重要となるシール面や締結部の寸法精度を確保しています。

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