農業機械
農業機械部品の塗装実績多数の信頼される実績とノウハウ保有
農業機械業界は、耐食性・仕上り性改良を目的に下塗りでカチオン電着塗装が導入されています。特にトラクターや田植え機は水や汚泥に接触するために、防錆性及びキズによる錆の広がりを抑えなければなりません。また、湿気や化学物質、農薬などの腐食要因に晒されるため、塗装が金属部品を腐食から保護しなければなりません。藤塗装工業では、カチオン電着塗装を下塗りに静電吹付塗装を上塗りすることで耐食性を確保するとともに、膜厚を厚くすることでキズの発生を抑制します。
- 生産技術担当者
- 設計担当者
- 購買担当者
のみなさま
- 01
屋外かつ水に
浸食されるために
防錆性に強い
塗装をしたい - 02
舞い上がる汚泥で
発生する擦りキズを
防止したい - 03
腐食による
熱交換器からの
ガス漏れが頻発している - 04
アルミダイカスト製品に
塗装して欲しい - 05
制御装置内の電子部品や
回路に異物が入らないように
保護してほしい
そのお悩み私達が解決します!
選ばれる理由 ①
無人化を支える電子機器・モーター部品の
塗装実績多数昨今の人手不足や生産性向上の観点から、農業機械にも無人化運転が進められています。無人運転のため、従来よりも安全装置やセンサーを多く設置しており、それらを構成する電子部品やモーターも多く搭載されています。特に制御装置やモーター関連部品に水が浸水すると、故障につながり、最悪の場合には農地に被害を及ぼす可能性があります。藤塗装工業では、耐食性の優れるカチオン電着塗装に加えて、静電吹付塗装を行うことで、耐食性を格段に向上させています。また、電着塗装を下地にして塗り重ねることで、汚泥からの保護も行っています。当社は農業機械の外装部品の塗装実績もございますが、特に制御機器向けの塗装においては、当社の技術を活かせる数多くの実績があります。モーターや制御機器の塗装でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
選ばれる理由 ②
搭載される場所に合わせた
カチオン電着塗装の対応力農業機械のエンジン回りは、正確な制御と安全な動作を確保するために外部からの電気的干渉を受けない絶縁性が重要です。一方で、外装部品には美観性が重要となります。これらの要件を考慮すると、当社が得意とするカチオン電着塗装は最適な塗装方法と言えます。カチオン電着塗装は密着性の高い塗装であり、膜厚を自由にコントロールすることができるのが特長です。駆動部分や電子部品、配線などには薄膜にして制御性を高めたり、砂や塵から保護するために外装部品には厚膜塗装することが可能です。さまざまな形状やサイズに対応し、お客様の用途に合わせてご提案することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
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選ばれる理由 ③
塗装不良を起こさないための
VA・VE提案農業機械は汚泥や土砂と接触することから塗装剥がれが起こりやすい環境で使用されています。塗装剥がれの原因は先の外的要因も挙げられますが、当社はあらゆる使用環境においても限りなく不良ゼロに近づけられるように不良分析とトライ&エラーを繰り返してきました。その中で蓄積してきた技術提案力を活かしてお客様に品質向上で貢献いたします。またコストダウンや納期短縮に関するお悩みを承っておりますので、お気軽にご相談ください。
農業機械 に関する塗装事例
-
農機具フレーム
- サイズ
- 500×600
- 膜厚
- 20㎛以上
- 業界
- 農機具
- 塗装方法
- 吹付塗装
-
農機具フレーム
- サイズ
- 500×600
- 膜厚
- 20㎛以上
- 業界
- 農機具
- 塗装方法
- 吹付塗装
-
Eアクスル用カバー
- サイズ
- 300×250
- 膜厚
- 25±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装、レーザー剥離、制振材貼付
-
ECU カバー
- サイズ
- 95~115×143~175
- 膜厚
- 15±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
エンジンECUカバー
- サイズ
- 160×120
- 膜厚
- 15±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
オイルパン
- サイズ
- 280×270
- 膜厚
- 35±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
ワッシャー
- サイズ
- 3.1mm
- 膜厚
- 20±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
ABSカバー
- サイズ
- 21×56~89
- 膜厚
- 20μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
スライドドア用ブラケット
- サイズ
- 30×20
- 膜厚
- 20±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
コンパニオンフランジ
- サイズ
- 37×104
- 膜厚
- 20μm以上
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
ブラケット
- サイズ
- -
- 膜厚
- 20±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
メンバー
- サイズ
- 50×640
- 膜厚
- 8μm以上
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
オルタネーター搭載プーリー
- サイズ
- φ61~76mm
- 膜厚
- 15±5μm
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
-
ルーフフレーム
- サイズ
- 55~180×740~950
- 膜厚
- 20μm以上
- 業界
- 自動車
- 塗装方法
- 電着塗装
当社が提案した塗装のポイント
カチオン電着塗装の技術情報
静電吹付塗装とは 静電吹付塗装は、静電気を利用して塗料を被塗物に効率よく付着させる先進的な塗装技術です。この技術の核心は、塗料粒子を帯電させることにあります。塗料は静電ガンから霧状に噴霧され、負...
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カチオン電着塗装における「ガスピン」とは? カチオン電着塗装における「ガスピン」は、塗装の際に発生する不良現象の一つです。これは、水素ガスが放電し、その電気エネルギー(火花)によって塗膜の一部が...
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