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塗装事例

オイルパン

製品分類トランスミッション
業界自動車
材質合金化亜鉛メッキ鋼板
サイズ280×270
塗装方法電着塗装
膜厚35±5μm
機能性耐食性
板厚1.2mm

オイルパンは一定量のエンジンオイルをためておく役割を担うために、腐食によるオイル漏れを防ぐために耐食性に特化した塗装方法が求められています。また設置場所が車底部分に当たるため、走行時の石や障害物の跳ね返りによるキズへの対策も重要となります。そこで耐食性に優れるカチオン電着を35±5μmの厚膜にすることで採用されました。
溝の深い製品を槽に対して平行方向で浸漬する場合には、塗料をすくってしまい、内部に残留することで錆びてしまい塗装剥がれを誘発します。一方で槽に被せるように浸漬する場合には、内部に空気が入り込み、塗料が製品に付着しないことがあります。そこでカチオン電着塗装.comでは、塗料をすくわず、かつ空気が入らない適切な掛姿勢を実現するために塗装治具の爪の本数を増やすことで対応致しました。結果として塗り残しがなく、錆びのない高品質な塗装品が出来ました。

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