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塗装事例

エンジンECUカバー

製品分類カバー
業界自動車
材質SPCE
サイズ160×120
塗装方法電着塗装
膜厚15±5μm
機能性耐腐食性、放熱性
板厚0.6mm

電気自動車の普及に伴い、車載基板は増加傾向です。車載基板は一般製品と比べて、製品の信頼性を確保するための要求が非常に厳しく、塗装においても同等の水準が求められます。エンジン部は異なる部品が重なりあっているために、異種金属接触腐食が非常に起こりやすく、基板への影響を考慮した上で防錆性の良いカチオン電着塗装が採用されました。
塗装するにあたり発熱する基板の内部ショートを考慮すると、放熱性の観点から黒色に着色することで高い放熱性を実現出来た事例です。また軽量化に伴い板厚が薄い製品であったため、四隅の掛け穴のある部分に対してのみ圧力がかからないように、柔軟性に優れた塗装治具を使用しております。当社では塗装治具の製造工程を内製化しているために、製品の形状・重量・使用環境に合わせた設計製造をしております。複雑形状品の塗装も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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