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塗装のポイント

他社で塗装した製品で錆が発生している

課題他社でカチオン電着塗装した製品に錆が発生している
提案効果化成皮膜処理方法を変更することで、耐食性が向上

Before

お客様が依頼した電着塗装企業では、前処理でリン酸鉄の皮膜を形成していました。リン酸鉄の皮膜は膜厚が非常に薄く、他のリン酸塩系の皮膜よりも安価であるために塗装の下地として広く用いられていますが耐食性に劣ります。そのためお客様の使用する業界の規格が厳格な場合には、錆の発生を保証することが難しいです。

After

カチオン電着塗装.comを運営する藤塗装工業株式会社では、前処理でリン酸亜鉛処理で対応しております。リン酸鉄と比較すると、耐食性と塗料密着性が格段に向上します。塩水噴霧試験では500時間だったのが、リン酸亜鉛では1000時間に伸び、耐食性が2倍になりました。

Point

当社では化成皮膜処理としてリン酸亜鉛処理に対応していることに加えて、防錆力を保証するために社内にある塩水噴霧装置による試験を定期的に行っています。当社は24時間×365日の塩水噴霧試験を実施しており、お客様指定の時間での試験も可能でございます。個別の製品への塩水噴霧試験も受けておりますので、お気軽にご相談ください。